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第66回全国博物館大会「ミュージアムメッセ2018」参加レポート

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弊社は、先日開催されました第66回全国博物館大会 「ミュージアムメッセ2018」が東京国立博物館敷地内の表慶館にて開催され、参加してまいりました。

表慶館について

明治33年(1900)、皇太子(後の大正天皇)のご成婚を記念して計画され、明治42年(1909)に開館した、日本ではじめての本格的な美術館です。設計は、J.コンドルの弟子で、東宮御所(現在の迎賓館)なども手がけた宮廷建築家の片山東熊。中央と左右に美しいドーム屋根をいただき、上層部の外壁面には製図用具、工具、楽器などをモチーフにしたレリーフがあります。明治末期の洋風建築を代表する建物として昭和53年(1978)、重要文化財に指定されました。

(東京国立博物館 Web サイトより引用)

https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=hall&hid=8

 

今回はその参加レポートをお届けします。

「ミュージアムメッセ2018」参加の中で見えたもの

今回、ミュージアムメッセへの参加にあたり、様々なご支援やアドバイスをいただきました。心より感謝いたします。

そして多くのミュージアムの方々と様々なお話をさせていただき、弊社のこれまで歩んできた道のりと、今後の方向性を再確認することもできました。重ねてお礼申し上げます。

ミュージアムに関わる業務を支える様々な企業、団体などが一堂に会した場は、弊社にとっても新鮮で且つ大変刺激的な(面白い)体験だったと言えます。

今回はそこで得た気づきをまとめてみたいと思います。

お客様の悩みと自社の立ち位置の再確認

改めて確信したのは「お客様は翻訳について悩んでいる」のは間違いがないということです。ただ、具体的にどんな風に悩んでいるかというのは館によって事情が異なるため、じっくりお話をお伺いする中で見えてくるものが多くありました。

特に、

「世界に向かって発信するのだから、恥ずかしくないものを出さなくてはならない」

という意識が強い方が多く、ではそのためにはどうすればいいのかという疑問を持っていらっしゃることが多いようです。

そして、そのお考えを具現化するために弊社の翻訳サービスやインバウンドサービスがあるのだと、改めて認識することができました。

https://art.trivector.co.jp/inbound/

 

また、インバウンドと言う観点から言えば、ミュージアムは観光施設の中心プレイヤーです。しかし実はそれ以上に「文化の次世代への担い手」であり中心(プラットフォーム)でもあります。

だからこそ、近年のインバウンドという側面からのアプローチだけでなく、「持続可能な文化の継承」という側面からも、ミュージアムを中心とした様々な団体、また文化庁など国のバックアップ、そして私ども民間業者がひとつのチームとなって盛り上げていかなければならないという気持ちを新たにしました。

その中で、弊社の強みを理解し、今後もミュージアムの皆様へ最適なご満足いただくための翻訳サービスやインバウンドサービスをご提供することができると確信しています。

博物館大会でのプレゼン参加

また、弊社代表の矢柳が東京文化会館で開催されたプレゼンテーションに参加し、「アート翻訳とインバウンド」というテーマでミュージアムの皆様へお伝えいたしました。

おかげさまで、プレゼン後に弊社ブースにお立ち寄りくださり、ご相談をいただくケースもございました。少しでもミュージアムの皆様のお役に立てるように益々努力を重ねていきたいと思います。

まとめ

2020年の東京オリンピック、パラリンピック(https://tokyo2020.org/jp/)、2021年 ワールドマスターズゲームズ関西(https://www.wmg2021.jp/)、そして2025年の大阪万博(https://www.expo2025-osaka-japan.jp/)と、この先も国際的なイベントが目白押しです。ミュージアムが文化とスポーツの架け橋となり、そして中心プレイヤーとなっていくために、弊社も微力ではございますが、少しでもお役に立てればと思います。