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第2回「アート翻訳者養成講座」終了レポート

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2019年6月から7月まで、3回にわたって開催された第2回「アート翻訳者養成講座」ですが、先日無事に終了いたしましたのでご報告いたします。

講座の内容

今回は2回目のアート翻訳者養成講座でした。アート分野専門の翻訳者として仕事をしていくために、まず初めに必要な知識や技術、そしてアート翻訳者としての心構えやアート業界の最新情報など、包括的にお伝えしました。

また2018年は3,200万人もの外国人観光客が来日し、ますますインバウンドニーズも高まっており、観光施設であるミュージアムの存在意義や価値も同様に高まっています。

それと同時に多くの人の目に触れる多言語翻訳の重要性はこれまで以上に増しています。

来館者、特に外国人観光客とのコンタクトポイントとして、集客としての Webサイトや SNS、接客としてのサイン表示、作品名、作品解説などなど、英語や中国語などの多言語表記は外すことができなくなっています。

「世界に向かって発信しているのだ」という意識が強くなればなるほど「アート分野の翻訳」はますます重要なコミュニケーションサービスであることを具体的な事例を交えながら、お伝えいたしました。

「アート翻訳者になるには?」「翻訳のテクニックは?」

第1回に引き続き、第2回の受講者の皆様は、すでにアートに携わっている方やすでに翻訳を生業としている方、また高い英語力をお持ちの方々ばかりで、かなりハイレベルでした。

今回は前回に比べ、「翻訳のテクニックやポイントを知りたい」「訳し方を知りたい」「どうやったらアートの翻訳者になれるのか」といった具体的な目標をお持ちの方が多かった印象です。もちろんその根底には、「アートが好き」「英語が好き」といった部分は共通していたのは言うまでもありません。

今回も受講生の方からは積極的にご質問をいただき、「少人数限定」を上手に使っていただけたようです。

アンケート結果

 

※許可をいただいた方のみ掲載しております。

Q1. 本講座に参加する前はどんな悩みや課題をお持ちでしたか?

「翻訳原稿を校正する立場なのでチェックできる知識を得たかった」

「作品や背景となる文化、歴史、社会など専門知識をどう訳すか。解説文、キャプションなどの訳し分けを知りたい」

「美術品やその解説は独特の表現が多いので、翻訳者がどのように解読して作業を進めているか、ポイント等を知りたかった」

「美術展を企画している友人がいるので展示パネル作成などで手伝いたいと思っていました。日本語の訳し方を知りたかった」

「美術関係で翻訳者になるにはどうすれば良いかと思っていました。情報収集先、参考になる美術館等知りたいと常々考えていました」

「アート翻訳にチャレンジしてみたいと思いました」

Q2. 実際に参加して良かった点やご期待を上回っていた点などございましたか?

「実際にアート分野の翻訳を体験することができ、貴重な機会でした。またアート翻訳の現状について知ることができたのも非常に役に立ちました」

「初めて聞くことばかりだったので美術翻訳の難しさや奥深さに、毎回、新鮮さを覚え、同時に、自分の知識の浅さを猛省する機会でした」

「アート業界の情勢も知ることができてとても良かったです。日本がもっとアートが盛んな国になればよいと思います」

「海外オークションの仕事をしているので業界の状況等は知っている情報も多かった。翻訳の表現方法は、他の方の文章も大変参考になり期待通りだった」

「自分の現状を知ることができた。スタイルの重要性が分かった」

Q3. その他講師へのメッセージ等ございましたらお書きください

「貴重なお話をありがとうございました。スキルアップについて、また最新の翻訳事情、読んでおくとよい書籍などご教示いただける機会があると嬉しいです」

「3回のご指導ありがとうございました。美術館の紹介や業界の状況を聞き、自分でも行ってみたい、もう少し図録等を注意してみていきたいと思います。翻訳者の方が美術用語や表現をどのようなポイントで訳していらっしゃるか知ることができたのが収穫だと思います」

「先生のアートへの情熱がとても伝わってきました。好きなことをやるのが大切だと思います。様々な美術館を紹介していただいたので訪れたいと思います」

「アート分野の翻訳はとにかく楽しかったです。こんなに調べ物、および翻訳をしていて心が躍ることはありませんでした。3回のクラス、どうもありがとうございました。」

その他、メール等でもご感想をいただいております。どうもありがとうございました。

今後に向けて

第1回から1年ほど経過してしまい、期間が空いてしまいましたが、第2回の講座を無事に開催、終了でき感謝いたします。ご参加いただいた方々、本当にありがとうございました。

今回は思わぬ機材トラブルもあり、ご迷惑をおかけしましたが、「ケガの功名」というべきか、通常とは異なるスタイルで一部講座を進めることもできました。今回の反省を生かし、次回以降もさらなる改善を続けたいと考えております。

引き続き、スタッフ一同努力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

第1回のレポートはこちら

「アート翻訳者養成講座」終了レポート